《超高圧洗浄機》の性能テスト

アンビットニュースの時間です。

4月12日、株式会社アンビットにて、《超高圧洗浄機》の性能テストが行われました。

総合環境建設業 株式会社アンビット(浜松市中区高丘西)は、

A.WJS工法(AnBit Water Jet Scrapping)を開発。

水圧の力で、安全にアスベスト除去・洗浄・研削・剥離などを行う、環境に配慮した注目の工法です。

その性能試験が、浜松市中区高丘西にて開催されました。

関係者、解体業者、設備業者、報道機関も見守る中、テストが開始されました。

こちらが、株式会社アンビット所有の《超高圧洗浄機》

一般の家庭用高圧洗浄機が80気圧程度。

業務用でも600気圧程度が主流の中、

この《超高圧洗浄機》の威力は、なんと最大2,000気圧

数字だけで威力が想像できるというものです。



まずは、《超高圧洗浄機》を用いて、煙突のダイオキシン、アスベスト除去、解体に最適な

煙突用A.WJS工法

の性能テストが行われました。

こちらが、煙突解体・洗浄用のアタッチメント。

下部の左右の張り出しの先端より、最大1000気圧にも及ぶ水が噴き出し、回転しながら煙突内部を上下動するとのこと。



下が、水を噴き出し回転するアタッチメントの様子です。

このアタッチメントを、カポスタックを用いて製作した疑似煙突の内部に挿入します。

そして、始動!!!

煙突解体テストのはじまりです。

ものすごいことが始まるようなイメージですが、

音は静か

水煙もそんなに立ちこめません

アタッチメント自体の振動もほとんどありません

水のみを使用しているため、安全性は極めて高いのですが、
威力が強いため、うかつに近寄ると作業員は危険です。

さて、疑似煙突の内部はどのようになったでしょうか?

今回使用したカポスタックは、断熱材のふわふわの周りを硬い部材で覆ってあったのですが、

その硬い部分も見事に切断!!

実は、疑似煙突を覆っていたコンパネにも一部穴をあけてしまう程の威力でした。


こちらは、疑似煙突下の廃棄物受けです。

特筆すべきは、この汚染水の少なさなのです!

A.WJS工法においては、水にかかる圧力が非常に高いため、噴き出す水の量は、非常に少量なのです。

つまり、解体後に廃棄物として処分しなくてはならない汚染水の量を極端に減らすことができ、その処分量を抑えることができるのです。


さて、さらに《超高圧洗浄機》を用いたA.WJS工法の性能実験は続きます……。



長くなりましたので、ブログもつづく。

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